[ BLOG ] ササノマリイ @ 台湾 WALL

最近ボカロPをバックボーンに活躍するシンガー/トラックメーカー ササノマリイ君のライブのお手伝いをさせていただいており去る5月の半ばに台湾WALLでのイベントにVJ小柳淳嗣君とともに参加致しました。

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僕が加わってのご本人+僕+VJの編成での初めてのライブが台湾というなかなかハイカロリーな機会を頂き、僕的にもラッキーでしてしかもイベント主催が知人(ほぼ偶然)というメガマック並みの盛り加減で、楽しかったです。

http://www.umaa.net/when/shukakusai.html

ピノキオピーさん、sasakure.UKさんともにお会いするのが初めてだったのですが、ピノキオピーさんが僕のCDを持っていてくれてるのを知ってとても嬉しかったです。てかボカロPの皆さんの曲のクオリティが超高くて衝撃でした。ボカロPというカテゴライズももはや僕自身の単なる視野の狭い紋切り型の記号でしかなく、レベル〜セレブ巻き込み系のカットアップチョッピーど真ん中のフロアサウンド。ササノくんの音楽性も漏れなくこういうファクターから熟成されたボーカルものという紐解きが出来た気がして、とても納得しました。台湾のお客さんもMC日本語でもレスポンスは2.4G並み、最高でした。

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打ち上げも台湾の家庭料理系の屋台酒場で、臭豆腐の洗礼を受けて参りました。しかしこの臭豆腐、本当に台湾のオフィス街で普通に並んでいて、普通にあの熾烈な臭いが3ブロックに一回くらい漂ってきます。食は文化であります。

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sasakure.UKさんのライブで、トラックにエフェクトをかけつつ(確か)NIのMASCHINEパッドを叩きながら観客を煽るのですが、そのパッドの叩きっぷりが実に軽々としていて、一瞬いい加減そうにぺろんぺろんと叩くのですが本当にトラックにオンタイムで、ブレることなくえげつないフレーズもぺろんぺろんと叩いていまして、打ち上げの際にsasakure.UKさんにアレ驚きましたという話をしたらご本人はHIPHOPを全く通っていないというのを聞いて二重に衝撃を受けた次第です。僕もまだまだナローでシャローだなととても勉強になりました。

また台湾に行きたいと思います。行くと思います。

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