[ blog ] 平成サウダージにご投票ください。

数日前にもツイッターなどでも情報公開させて頂いたのですが、是非皆さんのご協力をお願いしたいお話があります。

NHK Eテレの木曜深夜0:20に放映されている「青山ワンセグ開発」という番組は、NHKのワンセグチャンネルで放映されるレギュラー枠を勝ち取る為に、色々な番組がトーナメント形式で一般の視聴者の方々の投票により競い合う、所謂番組版イカ天とでもいいましょうか。その6月エントリーの番組「平成サウダージ」の全編に音楽で参加させて頂いております。
今日と明日が出会うとき。クロス オーバー イレブン。ではなくて、平成と昭和が出会うとき。平成生まれの詩人、文月悠光さんと、昭和レペゼン、ミッキーカーティスさんの声のみの出演による、映像詩です。

番組の中で一貫したモチーフは昭和の風景を描き続けた谷内六郎。私的な話で僭越ですが、谷内六郎の画は訳あって僕も結びつきが多い画でもあり、なんだか縁を感じます。そんな番組の音楽を作るにあたって、平成生まれの素晴らしいスティールパン奏者、小林うてなを迎えてコラボレーションに至りました。自分で言及するのもなんですが、素晴らしいです。スティールパンとドラム、微細なエフェクトで構成されたシンプルなセッションで、番組が進行します。正直言って本当にとてもいいです。僕にとっても意欲作となる音楽だと思っています。

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演奏前に気合いを入れる小林うてな

そして何より、今回の作品の監督、東海林毅氏は大学のクラスメート、学生の頃にも彼の作品に音楽を作ったりしておりました。全ては縁、そして一期一会であります。どんな出会いもおざなりにしてはいけない、と思うと同時に、本当に会うべき人には媚びなくても結局巡り合わせが生じる、ということもあるので、飲み会一つひとつも惰性で呑んでちゃだめですね。

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平成サウダージの撮影風景

もう一つ、今回音楽を作り出す前に撮影現場にお邪魔しまして、現場の空気を一度吸ってから制作にとりかかりました。このお邪魔するという作業がとても重要だという事を身に染みて分かりましたね。そこでしか共有できないノリが後々の楽曲制作に影響する訳です。これは大きかったです。どんな案件にも通じるなと。

話を基に戻しますが、「平成サウダージ」、皆様の投票によって生きるか死ぬかの選択に迫られる訳です。是非ご協力ください。6月にE-girlsと共に固唾をのみたいと思います。以下のサイトで投票の仕方など詳しくありますので、是非よろしくお願いします。

青山ワンセグ開発